楽しかった時間だけ 想い出の中映し出される

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11月26日、27日はゆずの東京ドームでのライブに参加してきました。

デビュー20周年イヤーの始まりをお祝いするライブ。

 

直前ギリギリまで参加するか否か、悩んでいました。

祖父に後ろめたいとか、どうにもこうにも気分が乗らないとか、もはや行くモチベーションが手数料も入れて18000円(9000円×2日間)もったいないしってことと、譲るにしたって譲り先が見つからなくて同行者が1人参加になるから悪いなってことだけになってしまったとか、だから行っても楽しめないかなとか、そんな自分で自分に戸惑うくらいの心境になってしまって。あんなに大好きなライブ、しかも18年半大好きでい続けているゆずのライブ、しかもしかも記念年のライブなのに。

 

結局、いろいろなことを考えあぐねた結果、参加することにしたんですけど。

やっぱり全力で楽しかった!とは言えないままで、でも、何もなく参加していたらきっと一点の曇りなく「楽しかった!」と言えるようなライブのはずで、ほんとうにほんとうに良いライブでした。18年半、ずっと好きでいられて良かったなと思うし、すっかりおじさんになった2人を、2人の曲を、2人の唄声を変わらず好きだと言える今があって良かったなとも、20周年もその先もずーっとずっとついて行こうとも、心の底から思えるライブでした。

来年20周年のドームツアーは全力で楽しめるといいな!

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ところでアンコールで唄ってくれたサヨナラバス

失恋の曲だけど、失恋だけでなくていろんな別れにこんなに響く曲だったんだって17年経って初めて知ったし、今の状況とだだ被りすぎてこの曲でこんなに泣くの初めてってくらい泣いた。先々週あんなに泣いたのにまだまだ泪は出てくるんだな、と…

 

祖父はわたしが産まれるくらいまでお酒大好きで、そのためにいろいろなことをやらかしていて祖母にもたくさん迷惑をかけてきたみたいで。祖父が生きていた頃、みんなが集まるとよく冗談で「亡くなったら、晩年は仏のようなひとだったけれど若いころはとにかく酷くて~って笑い話するんだろうねえ」って言って、それを聞いて祖父が「やめて恥ずかしい///」とか言って笑い合ってたんだけど。

いざそういうときになってみると、お酒で酷かったことの思い出話なんてぜんぜん出てこなくて、やっぱり楽しかったこととか優しかったこととかそういうのばかり思い出すんですね。

と、2人と、ドームを埋め尽くしたみんなが唄う声を、そして今日のタイトルにした詞を聴きながら思いました。